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民宿むろう 彩り鮮やかな室生の自然と薬膳料理

庚申信仰〜こうしんしんこう〜

2024/02/24 むろうブログ

昨日までの雨が嘘のように晴れわたりました🎵

 

 

今日は、閏年になる年(4年に一度)。

室生寺境内にある天神社拝殿の横にいてはる。。

 

そう。。

軍荼利明王さんに

杉塔婆を立て掛け、お祈りする日。

 

 

地元の集会場に集まり。。

 

この日に用意された杉塔婆を担ぎ

歩いて室生寺に向かいます。

 

室生寺の軍荼利さん。

既に、他の組の杉塔婆が立て掛けらてありました。

 

 

 

だけど。。。。

 

なんで軍荼利さんなんでしょうかね〜?

ひょっとしたら。。

昔から

この後にある天神社。

さらに後の方向にある

【龍穴】に向かって手を合わしてきた風習と

関係があるのかもしれません。

 

ところで。。

庚申信仰って何?

 

中国から伝わってきたお話。

60日に一度くる庚申(かのえさる)の晩に

人が眠りにつくと。。

三尸(さんし)っていう体内にいる三つの虫が体から抜け出し神に宿主の罪を告げ口し寿命を縮めるって言い伝えられていたそうな。

こ、コワ〜!!

 

この庚申の日に身を慎み徹夜する事で三尸が神に告げ口するのを防ぎ早死にをまぬがれる事ができると考えられてきた。。

それが庚申信仰なんだと。

 

なので、昔は こんな日は一日中〜

飲んで食べて!

三尸が出てこないように騒いでだそうです。

 

身を慎む。。

チト矛盾してますが(笑)

 

今は。。そんな事はしてませんけど。。(笑)

【不老不死】のキーワードは

永遠のテーマなんでしょうね〜^_^